

第1章 経営者になるための「心構え」
- 起業の9割は失敗すると心得よ
- 経営者になりたければ「営業力」は必須
- ポジティブとネガティブを併せ持つべし
- こんな人は経営者に向かない
- 「苦しい時ほど見栄を張れ!」
- 優秀な経営者ほど「運」を味方につける
- 経営者は「孤独なもの」と心得よ
- コラム1:起業で準備するもの①(事業への思い、ミッション・ビジョン)
第2章 プロ経営者への道 ~準備を進める~
- 独立する前に「準備しておくこと」
- 「事業の選び方」基本のキ
- 市場規模で見極める
- 強力なライバルがいる中で勝ち残っていけるのか?
- 独立前に「根回し」しておこう
- 「創業支援融資」を受けるのはやめておけ
- 経営者の必須ツール「日繰り表」
- 経営者は人の「3倍」働く
- コラム2:起業で準備するもの②(社名)
第3章 起業に必要な「お金」のこと
- 「お金」の仕組みを知り尽くそう
- 運転資金はどう考えるか?
- 「キャッシュフロー経営」が潰れない会社を作る
- 金融機関の上手な「選び方」「付き合い方」
- 「銀行借入=売上」という会社
- 成長時の「赤字」は悪くない
- 「経営とお金」について知っておきたいこと
- コラム3:起業で準備するもの③(銀行口座、ハンコ)
第4章 うまくいかない会社に足りない「営業力」
- 中小零細企業の9割は「営業力不足」
- 営業力の原点は「人間力」
- 「営業できる社長」がいる会社は潰れない
- 営業は会社経営を助ける
- 取引先を分散させる
- 営業力を磨く「三種の神器」
- 勝つのは「行動の工数」が多い人
- コラム4:起業で準備するもの④(税理士など専門家)
第5章 起業家が知るべき「組織運営力」
- どんな人と組んで起業を進めるか?
- 人脈・ご縁は「宝」だと肝に銘じるべし
- 起業初期は大いにビジョンを語れ
- 私の「想い」は日本の構造的問題を変えること
- 「想い」と「情熱」が人を動かす
- 経営者は「現場に入るべからず」
- 親族経営の会社は大きくならない
- 組織作りの「残念な真実」
- 組織作りに絶対的な正解はない
- 「経営者は孤独である」の真意
- コラム5:起業で準備するもの⑤(事務所)
第6章 経営力のある人に勧めたい「起業のカタチ」
- 「経営力」があるかないかを見分ける方法
- 経営力のある人に勧めたい「ソフトM&A」モデル
- 重要なのは「自分と合う会社」を選ぶこと
- ソフトM&Aの進め方
- 究極を言えば「会社=人」
- おわりに


著者プロフィール

中村真一郎
(なかむら しんいちろう)
1968年生まれ 山梨県出身。高校卒業後東京へ上京し20歳の時に起業するが、1年半で離れる。4年間ドライバーや営業職を経験した後26歳で起業し、現在に至るまで30年以上社長業を経験。その間上場を目指し、100億円企業を育て上げるも、上場準備中に投資家と役員らによるクーデターにあい、やむなく退任。そこから現在はグループ会社12社及び、上場会社役員2社を兼務し、グループ企業100社を目標に経営コンサルタント業及びグループ会社経営をしている。